社会福祉援助の技術
2008年 03月 10日
こともあろうに、元生徒の不倫相手の女性を恐喝していたということで
逮捕されたというニュースを見ました。
在校生徒へのインタビューの中で、「大人なんだから、分別を持ってほしかった」という言葉を聞いて、今の世の中、本当に間違っているのは大人のほうなんじゃないのかなと感じてしまいました。
幼児期の教育に携わろうと考えている自分にも、なにか微力ながら正しさへの影響を持てたらなと感じました。
そんな気分ですが、今日の学習にいきたいと思います。
今日の学習ポイント
社会福祉援助の技術を分類、内容を学ぶ
社会福祉援助技術とは、社会福祉を利用する人の抱える問題を解決するために必要とされる技術である。大きく分類して、以下の3分類、12タイプがある。
・直接援助技術
ケースワーク、グループワーク
・間接援助技術
コミュニティワーク、ソーシャルワークリサーチ、ソーシャルアドミニストレーション
ソーシャルアクション、ソーシャルプランニング
・関連援助技術
ネットワーク、ケアマネジメント、スーパービジョン、カウンセリング
コンサルテーション
「直接援助技術」から、内容を見ていく
・ケースワーク
個別援助技術、生活の問題を、個人や家族が主体的に解決していけるように援助するのが目的。ケースワークの母と言われる、M.E.リッチモンドが体系化。
・グループワーク
対象となるグループメンバーの社会での生活能力の改善・回復・強化するため、するために、グループワーカが指導。グループワーカとは、集団に意図的な介入をするソーシャルワーカ。
「間接援助技術」
・コミュニティワーク
地域援助技術。地域住民を対象に、地域社会での問題を解決するための方法。地域組織化活動として、地域単位にて発生する社会福祉上の問題を住民自ら解決できるようにソージャルワーカが介入する場合もある。
・ソーシャルワークリサーチ
社会福祉の実践援助や計画立案など、よりよい福祉サービスに直接結びつける
・ソーシャルアドミニストレーション
社会福祉運営管理。さまざまな社会福祉サービスが合理的かつ効率的に進められることを目的とした社会福祉行政と施設管理。
・ソーシャルアクション
社会活動法。福祉サービスの充実や社会福祉の問題解決などのため、議会や行政機関に対して法制度の創設や改善などを求める組織的な対策方法。
・ソーシャルプランニング
社会福祉計画法。社会福祉を進めていくための計画とその実践などを含む理論と技法。
ちょっとボリュームがあるので、続きは明日に。
今日はここまで。