オフロードバイク&スキーが好きなクマのブログ


by りょうたろう

カテゴリ:本( 2 )

「落語心中」完結10巻、本日刊行!雲田はるこの原画集が今冬発売

毎巻楽しみに読んでいました「落語心中」。
とうとう終わってしまいました。

最終巻は、今まで張られていた伏線の答え合わせ的な回もありましたが、それ以上に腑に落ちる展開。
そして、最後に考えてみると、この物語の主役である八雲と助六(すみません、ネタバレになってしまうので詳しくは説明しません)は主役ではなかったんですね。

主役同士の結びつきの強さ、そして結果、慎之助が生まれることになったんだなと。
「心中」するくらい好きになれるものがある事こそ、生きようと思ったり、悩んだりするんですよね。

そして「芸」は、形ではなく、完成をイメージし、そのイメージに向かってすべてを正当化できる強さなんだと思いました。

もう一度、1巻から読み返してみます。




Instagram

---------------------------------------------------------------------
以前紹介した、mineoのお申し込みは、こちらへ!(mineoのHPに飛びます)
紹介で加入すると、特典があるそうです。(キャンペーン内容は時期により変わります)





by ryofuku | 2016-09-10 05:13 | | Trackback | Comments(0)
何十年か振りに読み返してみました。


三島由紀夫の「宴のあと」。
思わずこの興奮をアマゾンのレビューにも書いてしまいましたが、学生の時に読んだ感想と、今は、真逆です。

以前は、この主人公の女性、「打算的だなぁ」と思ったんですが、今、年齢が近くなり読み返してみると「こんな生き方してえなぁ」と。
自分の心に照らし合わせて「辛い」と「辛くない」を味わう。

そして、自分の心に「辛い」ことを、先の見えない現実があったとしても選ぶ。

世間的な幸せも欲しかったんだと思う。この主人公。
でも、自分には嘘をつけない。

そんな感情が最後に噴き出します。

プライバシー侵害裁判で有名な小説ですが、そんなこと吹き飛ばすような内容の良さです。
訴えた方は、きっと心の中まで透かされたのが嫌だったのかもしれません。

また10年後に読んでみたいです。

e0142205_14081278.jpg






by ryofuku | 2015-12-25 06:16 | | Trackback | Comments(0)