もう1本、薬師丸ひろ子。
2016年 03月 02日
今回は、探偵物語の次の主演映画「メインテーマ」です。
少し映画の方の話をしますと、まあ、当時の角川映画にあった「出してる小説のモチーフだけを利用して、てきとうに話を作った」という、映画を見ていても全く意味不明の映画、でも桃井かおり、存在感すげーという映画でした。
桃井かおりの演技を見るだけでも価値はありますが、それ以外を見るダメージを考えるとオススメしません。
映画の話はおいといて、曲の方の「メインテーマ」。これはこの時代を代表する曲ですよ。
探偵物語と同じように、曲の中に「メインテーマ」というフレーズは一回出て来ません。
またまたこの曲中のシーンは「海」。
薬師丸ひろ子さんの当時のメインテーマは海だったのでしょうかね。
またまた予告編です。
映画の話に戻ると、この予告編を10倍に薄めたのが本編です。
曲の話に戻りまして、一番の名フレーズはここです。
「笑っちゃう、涙の止め方も知らない。20年も生きて来たのにね。」
自分、倍以上生きてますが、いまだに知りません。
知ろうとも思いません。
が、こう考えたくなる場面は知ってます。
想像するだけで悲しくなります。
「愛ってよく分からないけど、傷つく感じがステキ」
ステキなのに、悲しい。