ファーファ
2015年 09月 12日
古くからある柔軟剤、昔は日本リーバ、現在のユニリーバが日本での販売を行い、現在ではNSファーファ(旧ニッサン石鹸)が使用権の譲渡を受け販売してるものです。
って、そんなことは知ってるって?
ニッサン石鹸、またこの会社もなんだかフシギな経緯を辿ってきた会社です。
元々は日本油脂という会社が日立グループ(なぜに?)あり、そこでいわるゆホームプロダクト系の商品を生産していました。
昔のライオン、花王の商品を見ると、結構な数の商品が、このニッサン石鹸が製造元となっていました。
この会社自体も、自社ブランドの「ラブ」とか洗剤を作っていましたが、哀しいことに知名度の点で、どうしても特売の目玉としての商品となっていました。
で、日立グループで、日本油脂だったのに、何故ニッサン石鹸という名前になったのか。
それは、日本産業を中心とした「日産コンツェルン」まで話が戻ります。
お気づきの通り、車の日産も、ここからスタートしています。
日本産業のグループ会社として登場した日立ですが、そこの石油化学部門としてスタートした日本油脂、商品のブランドとしては、日産コンツェルンの一員でしたので「ニッサン」としたそうです。
その後、コンツェルン内の会社と合併を繰り返し、70年代に入り、社名も馴染みのある「ニッサン」を冠としたそうです。
そして、ユニリーバが日本のホームプロダクトから撤退の際、もともとOEMで作っていた「ファーファ」の名前と、コグマの名称「スナッグル」のライセンスを取得して現在にいたり、このファーファブランドが好調なことから、社名も「NS(=ニッサン石鹸)ファーファ」に思い切って変えてしまったわけです。
この思い切り、好きです。
で、そんな前振りは置いといて、このファーファ、結構お金にウルサイんですよ。
でも、好きです。お金なんかちょっとでフワフワ。名言です。