ひさびさユーミン
2015年 05月 08日
ちょうどバブルも終演に差し掛かり、でも、まだまだ松任谷由実の人気は「出せばミリオン」の無双状態。
そんな中、売れに売れた「ダイヤモンドダストが消えぬ間に」の中の、ちょっとマイナーコードなこの曲。
「思い出に間に合いたくて」
タイトルが、なぜかユーミンらしくない言いにくさ。
本当ならば「間に合いたくて」と「思い出」の語呂の悪さ。
絶対、はじめはユーミン自身が「ダメだな」って思っていたはずです。
でも、歌詞を聴いて、きっとこのタイトルに必然を感じたんだと思います。
今夜中に会えば間に合うはずだった、二人の思い出に。
抱いてとせがめば続いていたかしら、二人の思い出に。
後悔してでも、きっと貫き通したかったのかな。
思い出になる前に、自分で区切りをつけたんですかね。